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終活は誰のため?

「華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!」の長嶋一茂さんをゲストに終活をテーマにした放送回を見ました。現在、54歳の一茂さんは50歳前後頃から終活について考え、日々死に方をイメージトレーニングして生きている今に感謝したりと、終活にハマっているとのこと。

 

番組では遺言(遺言書がカンタンに作れるアプリ)、棺桶に入る体験サービスなどが紹介されました。

 

お墓の話になり、

一茂「お墓、どこ入るとか決めてる?」

大悟「島(瀬戸内海の島出身)なんですよね~。親には、お墓は大悟の代で島から持っていけと言われた。島に帰らんようになるから、都会の住んでいる所に持って行けと」

一茂「言われたらうれしいよね。それを言われないで天国に行かれたら、また「島に」と思うでしょ?」

千鳥「確かに!」

一茂「それが終活なのよ。終活って、自分のためではなく残された家族のために、家族がもめないようにするために、今やるわけ」

 

なるほど~!!

「終活とは自分のためではなく、残された家族のために!」

 

「終活」と聞けば、まだそんな年ではないと聞く耳を持たなかったり、タブー視する傾向もまだ見られます。実親といえどもタイミング的に難しかったり、話づらい内容かもしれません。

でも、終活をすることで、今やるべきこと、やりたいことがみえて現在の暮らしがより豊かになったと聞いたこともあります。

 

確かに「終活」と聞くとハードルが高いですが、エンディングノートから始めてみるのはいかがでしょうか。

 

オススメは

コクヨ【もしもの時に役立つノート】

 

事故や病気、入院など何かあった時、家族が困らないように、保険、銀行口座、医療介護、家系図、年金など自分の情報を書き込み、家族と共有するためのノートです。あらゆることを網羅しているので日常の備忘録としても活躍します。

 

私も自分に何かあったらコレを見てと、家族に伝えてあります。書いてほしい人がいる場合、自分がまず手に入れて「私も書いたけどすごく良かったよ!」とプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

 

地方でも葬祭会館での葬儀が一般的になる中、私の母は「もし、私が死んだら菩提寺で葬儀をしてほしい、住職さんにも頼んである」と言ってきたことがあります。そう聞いているので、できる限り意に添うようにしたいと思っています。

 

自分の思いを告げておく、または書いておく、これもまた終活ですね。そして元気なうちに始めることも大切です。