今回は小学5年生の女の子Sちゃんのお部屋を片付けさせていただきました。
お部屋まるごとの片付けとなると、作業時間は丸1日ほど見込まれます。私や親御さんも手助けはしますが、もちろんお子さん本人がもちモノと向き合います。お子さんの集中力持続のため、今回は2日に分けて作業を行いました。
■お片付けの目的
・勉強スペースと遊びスペースを分離する。
・あらゆるモノを出すことが仕事!という1歳児弟クンの仕事の成果の確認(←片付けとも言う…)が、ラクにできるように。
・洋服選びをスムーズに。
■作業手順
1)スペースごとに全部、出す
2)分ける
・使っているもの、好きなモノ
・使っていないモノ、要らないモノ
・ストック
3)使っているモノ、好きなモノ、ストックだけを戻す
よく使っているモノを、1番取り出しやすいところに!が鉄則
BEFORE
BEFORE
AFTER
机は、勉強道具も遊びのモノも混在している状態でしたが、勉強するスペースとして勉強道具だけ置くことに。とは言っても、まだ小学生。ちょっとは遊びもほしい。。。机の上の本棚は好きなモノを飾り、ホッとできるスペースとしました。
机とクローゼットの間にある本棚は弟クンの仕事場。毎日、出勤しては任務完了!していくそう。
出しても全然いいんだけど…いいんだけど…しまって~!泣(幼児あるある)
そこになきゃいいのよ!!ということで移動決定!
机の向きを変え、ワゴンを机下から出したことで広々~♪
BEFORE
AFTER
親御さんには消耗品のストックなど、Sちゃんに関係ないモノを全て移動してもらいました。
上段には、オフシーズンのモノを透明ケースに収納し、分かりやすいようラベリングしました。
左側は、遊び道具、大切なモノを収納。中段の棚が机代わりとなり、弟クンを気にせず友達と遊ぶことができます。
右側は、洋服ゾーン。深くて使いづらかったプラスチックケースをやめ、以前、机とクローゼットの間にあった本棚を再利用。カゴ収納にしました。隠れていた下段のポールも復活し、服選びもスムーズになりそうですね!
■片付けが終わって
お子さんは、大人と比べてモノへの執着が少ないので、要・不要の分け方を示してあげれば、スパスパと容赦なく(笑)決めていきます。
そこで、大切なのは、大人が口を挟まないこと。
コレ、このまえ買ったばっかりじゃ・・・?
誕生日プレゼント・・・高かったのよ?
おじぃちゃんにおねだりしたモノ・・・だよね?
そんな言葉は、グッと飲み込んで(涙)「自分にとって本当に必要なモノ」が判断できる子に育つよう、お子さんの気持ちを大切にしてあげて下さいね。
今度買う時はもっと考えて買おうね、などの一言も忘れずに。